がんばりすぎるとうまくいかない。仕事の手綱を上手に引く
- セラフ
- 浅田さんからは、分析力に優れた完璧主義な部分も伝わってきますね。今後、やられてみたい仕事はありますか?
- 浅田
- 今いただいている料理関係の仕事を、より深く掘り下げていきたい願望はあります。私が子育てのなかで特に気を使っているのが、家族で食卓を囲むこと。食卓で流れる時間や料理内容、おしゃべりの大切さを伝えていければと思うんですけど…どうなんだろう?これ以上、余計なことを望まない方がいいでしょうか?いろいろやりたい、なんて口にしながらなかなか実行できていないんですよね。
- セラフ
- 先ほどからタロットをめくるたびに出てくるのが、お子さんとの良い関係についてなんです。反対にお仕事として家族が関わると、浅田さんの性格からがんばりすぎて、築いた関係性が揺らいでしまうかもしれません。
- 浅田
- なるほど!確かにこれまで振り返ってみると、そういうことが多い気がする。仕事に関しても、好きすぎるとうまくいかないケースもあって。
好きは仕事にしちゃダメ?まずは動き出すことが大事!
- 浅田
- でしたらこれから先、好きなことを仕事にするのは避けたほうがいいんでしょうか?
- セラフ
- 選ぶものによると思います。がんばりすぎず、楽しめる余裕のある“好き”を選択すると良いでしょうね。結果を最優先に考えるのはダメです。
- 浅田
- でも成り立つんでしょうか?全力で取り組まないとうまくいかない気もするし。
- セラフ
- いえ。浅田さんの場合、そもそも運が強いんです。ですから、ちょっと肩の力が抜けているくらいがちょうど良いんですよ。先ほどもお伝えしましたが、人に何かを教える仕事が向いていると思います。教えることによって人徳が増して、のちに自分へ返ってくるはずです。
- 浅田
- 料理教室を開いたり、料理本を出したらどうですか?なんて提案をいただくこともあるんですけど、自信がないんですよね。そんなふわふわとした気持ちの状態のときは動いちゃいけないんじゃないかと思って。
- セラフ
- 必要とされているわけですから、大丈夫です。まずは考え込まずに行動することが重要ですよ。好きなことをやっていいんです。完璧主義になりさえしなければ。
- 浅田
- できるかなぁ…でも、挑戦してみようかな。
- セラフ
- 新しい仕事を始めるなら2~3年後です。あとは、今年か来年に新しい命を授かりやすいとも出ていますね。
- 浅田
- えー!今年と来年かぁ。今36歳なので産むとすればそろそろってことですよね!(笑)
完璧になりすぎない、がんばりすぎない——。肩の力を抜いて生活していくことが、浅田さんにとって大事だとセラフ先生は助言しました。主婦として、実業家として、浅田さんがこれからどのような道を進んで行くのか楽しみですね。